40歳で住宅ローンは組めるのか?

40歳で住宅ローンは組めるのか?
不動産の知識
 
「もうローン組むのには遅いですか?」
「そろそろ住宅購入しないとローンが組める年齢がギリギリです」
などのキーワードをよく聞きます。

今回は40代にフォーカスした、住宅ローンの注意点と意外なポイントをお伝えしたいと思います。

住宅購入が多い年齢層は?

まず知って頂きたいのが住宅を購入する年齢層の調査結果です。
住宅を初めて購入する一番多い層は30代(29%)
その次に多い層は40代(24%)という調査結果があります。(リクルート調査)

30歳の前半に住宅を購入し、35年でローンを組んで、65歳の定年まで働いて残債は退職金で完済して70歳前にローンを完済するといったパターンがよく聴かれます。
しかし上の年齢層を見てもらうと分かりますが、意外にも40代からローンを組まれる方も24%もいるんです。

実は40代から住宅ローンを組むメリットってあるんです!

40代から住宅ローンを組むメリット

40歳で住宅ローンは組めるのか?
 
その1
ライフプランの不確定な要素が減る
30代までは仕事が変わったり、家族構成が変わったりといった生活環境も大きく変わることが多いです。40代になると老後までのライフプランもある程度定まり、長いスパンで何処に住むか、どのような暮らしがしたいかなど住み替えを考えずに住宅を探すことが出来るようになってきます。

その2
資金計画が立てやすい
40代になれば、給与や公的年金額を含めた、生涯のおおよその支出が分かりやすくなります。そのため、住居費用にどのくらいかけられるのかが金額も計算できるので、住宅価格や住宅ローン融資額をいくらにするかといった資金計画が立てやすくなります。

その3
頭金が用意出来やすくなる
十分な頭金を用意することができる可能性が高まります。住宅購入を考えてきていない場合でも、貯蓄をしていれば、それを頭金にあてることができます。

その4
返済期間が短くなる。
住宅ローンをシュミレーションしてもらうと分かりますが、35年ローンを支払うと利息はかなりかかります。40代でローンを組むことで返済期間を短くすることで総支払い額を抑えることも可能となります。

このように40代で住宅購入する最大のメリットは、30代に比べると良い部分がたくさんあります。

40代から住宅ローンを組むポイント

40代からの35年ローンはよく考えましょう
35年間の住宅ローンは組むことはできます。しかし、多くの方が該当するのが定年退職といった問題です。65歳が定年退職の会社にお勤めの方であればあと25年が勤務して収入を得られる期間となります。結果として残り10年を何らかの収入を得て返済する必要があります。

その場合、退職金で完済、年金から支払い、定年後も働くなどのライフプランまで考えておく必要があります。しかし、これらは必ずしも確定していることではなく病気や早期退職、年金問題などが起こればあてにならないライフプランとなります。

上記の問題が見えつつも頑張れば大丈夫!などといった感情的な部分で住宅購入を決断するかたが多いですがやはりこれらの考え方はおすすめ出来ません。

無理のない返済計画を考えましょう!
ここでのポイントは、「いくらなら無理なく返済できるか?」です!
月々●●万円であれば無理なく返済できそうだというのをしっかりと計画立てて住宅購入をすることをおすすめします。

「理想の住宅購入」に合わせた資金計画とすると、家計に無理が生じます。住宅購入の順番をお間違え無く。(1)資金計画(2)物件探しの順番がベストです!

中古+リノベだから出来る40代からの無理がない住宅購入

40歳で住宅ローンは組めるのか?
 
40代の住宅購入だからこそおすすめしたい中古リノベ!
上記では理想の住宅に合わせた資金計画をすると家計に無理が生じると書きましたが
これらは中古+リノベだと両方叶えることができるんです。

①無理のない資金計画
中古リノベは資金計画から総費用を出し、物件探しとリノベーションを行うので
無理のない資金計画から住宅を購入することが可能です。
中古マンションでは1000万円台の物件もありますので、リノベーション費用を考えても新築に比べて購入しやすいのです。

②理想の住宅
こだわりの住まいが実現できるという点です。新築マンションは間取りや仕様が決められた中からしか選べませんが、物件によっては制限がありますがリノベーションでは間取りや内装を自由に変えれます。自分の暮らしに合わせた設計をすることができるんです。


ヨカイエでは資金計画から物件購入、リノベーションまでワンストップでお手伝いすることが出来ます。悩まれている方、相談したい方など、是非一度お越し下さい。

施工事例