戸建ての階段をリノベーションで移動させるには?

戸建ての階段をリノベーションで移動させるには?
リノベーションの知識
戸建ての階段を移動させるにはどうすればよいでしょうか。
実はリノベーションすることで、戸建ての階段は移動できます。
今回は業者が戸建ての階段をどのようにして移動させればよいか紹介します。

リフォームで階段の場所を変える際に気をつけたいことは?

家の階段を移動するということは、間取りが大きく変わるため、大掛かりな工事になります。
また、耐震性が疎かになってはいけないため、解体作業は非常に注意して行わなければいけません。

しかし、場合によってはそれほど大掛かりな階段移動作業にならないこともあります。
たとえばすでに作られている空間に階段を移動させる場合があげられます。
確かに空間を階段で埋めた際にどのような構造になるか理解する必要はありますが、構造に影響を与えることはあまりないでしょう。

ちなみに階段の一部のみを変えることもできます。
たとえば冷暖房のことで悩む場合は、階段の下半分のみを移動させられます。
こうすることで、上り口のみを玄関等へ移動させ、悩みを解決できるでしょう。

注意点として、工事をしている間は階段より上の階にある部屋が、使えない可能性があるため覚えておいてください。
別の住まいが必要になることもあるため、このことを留意してリフォームを計画する必要があります。

また、階段の位置のみを変える場合はなにも申請する必要はありません。
しかし間取りや床の面積が変わる場合は建築確認申請をしなければならない場合があります。

階段の場所を変えるときにかかる費用は?

階段位置を変えるリフォームでは、元々おいてある階段を使う場合と、新しく階段を買い換える場合の2種類があります。

既存の階段を使用する場合は平均で40万円ほどかかります。
ここに含まれる費用として、たとえば階段解体に10万円ほど、天井の穴あけに6万円ほど、部品代として10万円ほどかかります。

新たに階段を新設する場合もそれほど値段は変わりません。
値段が異なる理由としては、新規の階段組み立て代がどうしても既存の場合と比べて高くことがあげられます。
このときにかかる費用は12万円ほどですが、既存の場合は8万円ほどしかかかりません。

ただしそのほかの費用はあまり変わらず、天井の穴のような作業はむしろこちらの方が安くなります。
これは手間がかからないことが理由で、新規では5万円ほど、既存では6万円ほどです。

今回紹介した費用はすべて平均的な価格のため、参考程度に考えておいて下さい。

まとめ

今回は戸建ての階段を移動する方法について解説しました。
階段をリフォームする方法は2種類あること、値段が40万円ほどであることや注意点をよく確認しておきましょう。
この記事を参考にして、ぜひ適切なリフォームを行ってください。
 

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