戸建ての二世帯住宅リノベーションについてご紹介します!

戸建ての二世帯住宅リノベーションについてご紹介します!
リノベーションの知識
最近では、将来の介護のことや子どもの世話のことを考えて二世帯住宅で暮らしたいと考える方が増えてきています。
今回の記事では、戸建てを二世帯住宅にリノベーションする方法と、その際の注意点をご紹介します。

二世帯住宅リノベーションの方法

戸建てを二世帯住宅にリノベーションする方法は、大きく2つに分けられます。
それぞれの特徴を理解して、家族全員が満足できるリノベーションを実現させましょう。

*完全分離型

完全分離型では、一切生活空間を共有しません。
お互いの世帯にストレスがかかりにくい間取りと言えるでしょう。

完全分離型は1階と2階で分ける上下分離タイプと、壁で建物を2分割する左右分離タイプがあります。
親世帯が高齢の場合は階段の上り下りがない方が安心ですから、上下分離タイプにして1階部分を親世帯が、2階部分を子世帯が住む家にすると良いでしょう。

*部分共有型

部分共有型では、キッチンやお風呂といった水回りや、居室の一部を共有します。
部分共有型といってもその程度は様々で、お風呂しか共有しない家庭があれば、全ての水回りを共有する家庭もあります。

今後の生活でどちらの世帯にもストレスがかからないように、事前にお互いの要望を整理しておきましょう。
このとき、親世帯と子世帯が直接話し合いをすると、遠慮してしまい本音が引き出せない可能性があります。
そのため、初めは親世帯と子世帯で別々に要望をヒアリングしてもらってから、その後で仲介者も交えて話し合いを始めるのが良いでしょう。

二世帯住宅にリノベーションする際の注意点

二世帯住宅にリノベーションする場合は、プライバシーとお互いのライフスタイルに注意しましょう。
「個室には勝手に入らない」「何時から何時までは自由にお互いの空間を行き来可能」などあらかじめルールを決めておくとトラブルが起きにくくなりますよ。
家事の分担についても、話し合いをして事前にルールを決めておくと良いでしょう。

また、お互いのライフスタイルを理解し合うことも大切です。
帰宅時間や食事の時間は家庭によってさまざまですから、あらかじめ伝えておきましょう。
そうすることで、キッチンを使いたい時に使えなかったり、お風呂に入りたい時に入れなかったりすることを防げます。

まとめ

今回は、二世帯住宅にリノベーションする方法と注意点をご紹介しました。
二世帯住宅は気を使いそうだと、ひとつの選択肢として考えない方も多いですが、工夫次第では快適に過ごせます。
共働き世帯にはメリットが多いですから、是非検討してみてはいかがでしょうか。
 

施工事例