断熱性能を忘れずに!中古住宅をリノベーションするなら!

断熱性能を忘れずに!中古住宅をリノベーションするなら!
リノベーションの知識
中古住宅のリノベーションにおいて断熱性能が重要な役割を果たすことをご存知ですか。
もし断熱性能を向上させないままでいると冬は寒く、夏は暑いという住みにくい家になってしまいます。
そこで今回は、リノベーションにおける断熱性能について解説します。

中古住宅の断熱性について

中古住宅は新築に比べて物件数が多く、価格帯も幅広くなっているためリーズナブルな中古住宅を購入して、リノベーションする方がコストパフォーマンスが良いと考える方もいらっしゃると思います。
その際に気をつける必要があるのが断熱性能です。
下手な買い物をしてしまうと、断熱工事に高額な費用がかかってしまい、安く良い家を買えなくなってしまいます。

次世代省エネ基準というものをご存知ですか。
これは1999年に施行されたもので、これより以前に建設された建物は断熱が十分になされていない可能性が高いです。
中古物件をお探しの際は、壁の中や屋根裏、床下前できちんと断熱材が入っているかを確認してください。
また、窓の構造にも注意が必要です。
小さいお子様がいらっしゃる場合など、断熱性能にこだわるならば築15年を目安に物件を探すと安心でしょう。

断熱性能を高めるには

予算の関係などで断熱性能が低い家しか購入できなかった場合は、どのように断熱効果を高めれば良いのでしょうか。
住宅において一番熱損失が大きいのは窓です。
したがって、窓の断熱性能をあげるのが最も効率の良い断熱方法になります。

しかし、窓に関する工事は構造上不可能である場合や、外壁や床を壊す大規模な工事になってしまうことが多いです。
実生活を滞りなく送りながら工事をスムーズに終わらせるのが一番ですよね。
そのような場合は、例えば、内窓を取り付けると大掛かりな工事をする必要なく断熱性能を高められます。

次に簡単な方法としては、屋根裏の断熱があります。
屋根裏がある家などはそこに断熱材を敷き詰めるだけで良いので簡単に施工できます。
もちろんリノベーションをする段階で業者に断熱のことも含めて依頼するのが理想的でしょう。
上記のような工事もリノベーション会社に依頼しておこなう必要があります。

また、業者が取り扱っている断熱材にも色々な種類があります。
それぞれの特徴を業者の方に説明してもらい、自分の理想にあうものを選ぶことをおすすめします。

まとめ

これまで、中古在宅のリノベーションにおける断熱について解説してきました。
本記事で述べたように断熱性能は家に不可欠なものです。
リノベーションをする際は、断熱性能を意識してみてはいかがでしょうか。
 

施工事例