中古住宅で断熱対策をお考えの方へリノベーションをおすすめします

中古住宅で断熱対策をお考えの方へリノベーションをおすすめします
リノベーションの知識
「中古住宅を購入するため、断熱対策をしたい。」
このようにお考えの方も多いのではないでしょうか。
中古住宅の断熱性能に不安を感じる方もいらっしゃいますよね。
今回は当社が中古住宅の購入をお考えの方に、断熱リノベーションについてご紹介します。

中古住宅の断熱対策とは

現代において、住宅で断熱材を使用するなど、断熱対策をするのが一般的になっていると思いますが、実は1980年までは省エネルギー基準、いわゆる断熱基準が設けられていなかったことを皆様はご存じでしたか。
こちらの基準も年が経つごとにアップデートされています。
そのため、基準ができる以前や初期の基準では、断熱性に問題がある可能性があります。
したがって築年数にもよりますが、中古住宅を購入する際は断熱リノベーションをおすすめします。
では、どのような方法があるか見ていきましょう。

中古住宅の断熱性を上げる最も効率的な方法は、窓の断熱性を上げることです。
窓は住宅の中で、熱が逃げやすい場所です。
したがって、窓の断熱性を上げることで住宅内の熱損失を抑えられます。
窓の断熱性を上げるには、内窓を作るのが良いでしょう。
窓を交換するには、大規模な工事が必要ですが、内窓を作るだけであればコストや作業期間も抑えられます。

また、屋根裏の断熱もおすすめです。
屋根裏の空間に断熱材を入れるだけで断熱対策が可能なため、かなり容易でしょう。
床や壁を断熱リノベーションする際は、内装のリノベーションや耐震補強も一緒に行うと良いでしょう。
こちらの断熱リノベーションは大規模で、内装を剥がす必要があるため、他のリノベーションも検討しているならば、同時に行うのをおすすめします。

どのように中古住宅の断熱性を知るのか

中古住宅の断熱性を知る方法をご紹介します。

1つ目は、自分で確認する方法です。
天井の点検口や床下から断熱材を確認してみましょう。
断熱材が黒ずんでいるなど激しい劣化が見られる場合は住宅の断熱性が損なわれているでしょう。
十分ご注意ください。

2つ目は、仕様書及び図面を確かめる方法です。
仕様書や図面には、断熱材の種類など、断熱材の詳細について記載がされているでしょう。
断熱材の性能を把握し、住宅の断熱性を向上させる工夫をしましょう。

まとめ

今回は断熱リノベーションについてご紹介しました。
中古住宅の断熱性は築年数によって、かなり違いがあります。
建てられた時期にはどのような断熱基準があったのか確認してください。
他にもリノベーションについてお困りの点がありましたら、当社までお問い合わせください。
 

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