中古マンションのリノベーションにかかる期間は？場所別にご紹介！

中古マンションのリノベーションにかかる期間は？場所別にご紹介！
リノベーションの知識
中古マンションのリノベーションを検討される方が増えています。
中古マンションのリノベーションは、一戸建てよりも費用を抑えつつ、都心部に住める点が魅力です。
しかし、リノベーションには想定よりも長い時間が必要なことが多いです。
そこで今回は中古マンションのリノベーションにかかる期間を解説します。

中古マンションのリノベーション

マンションは一戸建て住宅とは異なり共用部分が多いため、リノベーションできない部分があります。
個人がリノベーションできるのは、キッチン、浴室、トイレ、リビングといった専有部分と呼ばれる部分です。
また、内容によってもかかる期間は変わりますが、中古マンションを全面的にリノベーションするためには、6～7ヶ月の期間が必要です。
設計と工事に3ヶ月ずつが目安となります。

＊場所別、かかる期間

古いキッチンを取り外して新しいキッチンを設置する場合は、2～4日が目安ですが、キッチンそのものを移動させる場合は、2週間～1ヶ月程度は必要です。
浴室は、ユニットバスのリノベーションなら3～4日程度が目安です。
ただし、タイル風呂からユニットバスへリノベーションする場合は4～7日が必要です。
トイレのリノベーションは便座の交換程度なら1日で終わりますが、和式から洋式への変更は2～3日かかります。
リビングは、間取り変更のために壁をつくるリノベーションなら2～3日、壁を撤去するリノベーションなら5～6日ほどが目安となります。
また床や壁、天井のクロスを全て張り替える場合は、1～2週間を想定すると良いでしょう。

＊注意点

リノベーションの期間が長期になる場合は、仮住まいが必要になるケースが多いです。
リノベーション期間中は生活に必要な設備の使用がかなり制限されることに加えて、工事による騒音も発生するためです。
それに伴い、仮住まいの家賃も発生します。
マンスリーマンションなどは家賃が割高な場合が多く、工事期間が長引けば長引くほどかかる費用も多くなります。
少しでも費用を抑えるために、リノベーションにかかる期間が把握できたらいつ引っ越しができるか不動産会社に相談してみることをおすすめします。
また、中古マンションのリノベーションは、中古一戸建て住宅と比べて時間がかかる場合が多いので注意が必要です。
これは、引っ越しの手続きをマンションの管理者を通して行う必要があるためです。
また、マンションの場合は近隣の住民の都合も考慮しなくてはならず、工事ができる日程や時間が限定される可能性もあります。

まとめ

今回は、中古マンションのリノベーションをお考えの方へ向けて、かかる期間について解説しました。
中古マンションのリノベーションは、思い立ってすぐにできるものはありません。
目安の期間を参考に不動産会社と相談しながら、念入りに計画を立てましょう。
 

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