戸建ての断熱リノベーションについて解説いたします!

戸建ての断熱リノベーションについて解説いたします!
リノベーションの知識
中古住宅をリノベーションで生まれ変わらせることが流行ってきています。
近年のリノベーションは、内装をおしゃれにすることや、設備を最新のものにすることを目的としていることが多いですが、それだけではありません。
リノベーションでは、断熱性能までアップデートさせられるのです。
今回は、戸建ての断熱リノベーションについて解説します。

断熱リノベーションの方法

*外張断熱

外張断熱は、外壁や屋根といった部分に施工される工法です。
建物の構造を断熱材でぐるっと覆うようなイメージをすると分かりやすいでしょう。
住宅の外側に施工するため、断熱材同士が分断される心配がありません。
また、施工が比較的簡単で、結露や腐食の心配がないこともメリットとしてあげられるでしょう。

一方で、地震による建物の揺れに弱いことや、価格が高いことはデメリットと言えます。

*充填断熱

充填断熱は、柱などの住宅の構造材と壁の間に断熱材を充填する工事です。
先ほど説明した外張断熱よりもリーズナブルな費用で施工できます。
また、壁の内側のスペースに断熱材を充填するため、断熱材のためのスペースを用意して生活空間を圧迫してしまうことがありません。

このようなメリットはありますが、壁の内側の柱がある部分には断熱材を充填できないため、外張断熱に比べると断熱性能がやや劣ってしまいます。
また、結露が発生しやすく構造材を腐食させてしまいやすいため、注意が必要です。

*窓断熱

窓は開口部であるため、どうしても断熱性能が低くなってしまいます。
そんな窓の断熱性能を高くするためには、高性能のガラスとサッシを使うことをおすすめします。
従来は大規模な工事が必要でしたが、近年では、既存のサッシを壊さずに新しいサッシを入れる、比較的簡単な工法が一般的になってきました。
価格も従来の方法より安くなっているためおすすめです。

断熱リノベーションで重要なこととは

断熱リノベーションは、業者選びが非常に大切です。
というのも、同じ断熱材を使用して工事をしたとしても、技術力によって断熱性能に差が出てしまうからです。
安易な工事であった場合、結露によって腐食が激しくなる可能性があるため、将来のためにも業者選びは慎重に行いましょう。
正しい知識と優れた技術を持った業者に工事を依頼をすることで、長い期間安心してお家に住めますね。

まとめ

今回は、断熱リノベーションについてご紹介しました。
断熱リノベーションをすることで電気代削減に役立つだけでなく、結露やヒートショックなどの対策にもなります。
リノベーションは非常にメリットが多いため、是非検討してみてください。
 

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